ユーロに影響!?EFSFに関して

ユーロに影響!?EFSFに関して

EFSFとは、ガンダムに出てくるEarth Federation Space Forceの略ではなく、European Financial Stability Facility、 欧州金融安定ファシリティと訳されている、危機に瀕しているユーロ圏周縁国の救済のために昨年の6月7日に設立された組織のことです。
ユーロ

EFSFに対してはユーロ圏各国が総額4400億ユーロの保証を与えており、その範囲内で債券を発行し、その資金をECB(European Central Bank)やIMF(International Monetary Fund)と連携して、困難に陥っている国々に貸し出します。格付けは、S&PとFitchからAAA、Moody'sからAaaと最上級の格付けを与えられています。

 

各国の最大保証額はEFSFの資料によれば、
http://mpse.jp/tkymail/c.p?12c6n0o1Hm4

 

となっています。

 

AAA/Aaa/AAAの国からの保証だけで、2554億ユーロ、最大借入額のおよそ58%がカバーされます。イタリア、スペイン、ベルギーが合わせて34%保証しているのはやや懸念材料ではありますが、仕組みとしてはかなり安全な感じですね。

 

今回、最大500億ユーロの5年債を発行しますが、すでに投資家からの需要が2000億ユーロに達しているという状況のようで、かなりのホット・イシューになるのは間違いないでしょう。FX市場でも、この起債の成功がユーロの安定につながると思われ、ユーロに買いが集まりやすい環境になりつつあるようですね。

最新の為替相場情報

日本時間27日04:15頃にFOMCの結果発表がある。今回は5名の地区連銀総裁のうちNY連銀総裁を除く4名が入れ替わる今年最初のFOMC。今回も前回同様にゼロ金利政策と量的金融緩和第2弾(QE2)の維持を決定すると見られており、市場予想通りなら相場への影響は少なそうだ。量的緩和継続なのでドル安が想定されるが、予想内ということもあり外国為替市場への影響は限定的となる。ただ気にかかるのはタカ派と見られる2名が新メンバーになったことだ。2人ともFRBが昨年打ち出したQE2を芳しく思っていない。そのうちの1人、フィッシャー・ダラス連銀総裁は今月に入り、2010年に投票権を有していたら6000億ドルの国債購入計画に反対票を投じていただろう、と述べている。

 

ただ、反対票を投じることに前のめりになっているわけではないとも述べており市場は大きな波乱を想定していない。バーナンキFRB議長は米雇用の完全な回復は4、5年かかると述べており、景気回復を阻害するような行動はないと見られる。その分、もし金融緩和策の変更があればそれはサプライズとなる。ドルは売られていた反動もあり急反発するだろう。

テクニカル分析のピボット指数で為替相場予想

テクニカル分析指数は、現在のとことiPhoneでは利用できません。

 

基準値は、前日の高値、安値、NY市場の終値をもとにしています。

 

H:ハイ・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)
R:レジスタンス(上値の目途)

S:サポート  (下値の目途)
L:ロー・ブレイクアウト・ポイント(新しいトレンドの発生の可能性)

 

 

 <ドル/円><ユーロ/円><ユーロ/ドル><ポンド/ドル>
H    83.313   113.960     1.38654   1.62454

R2   82.992   113.392     1.37845   1.61325
R1   82.620   112.967     1.37340   1.59752

 

基準値 82.299   112.399    1.36531  1.58623

 

S1   81.927   111.974     1.36026   1.57050
S2   81.606   111.406     1.35217   1.55921

L    81.234   110.981     1.34712   1.54348

今晩の為替相場では、18:00頃にユーロ圏の製造業PMI(購買担当者指数)が発表される。予想は57.0(前回57.1)。2009年10月分から景気判断の分岐点となる50を上回っており、昨年3月分からは55を挟んだ高水準となっている。先週金曜日に発表された独Ifo景況感指数は、西東ドイツ統一以降の最高値を示し、ユーロ圏債務国とドイツの長期金利差が縮小、ユーロは続伸した。欧州ソブリンリスク懸念も後退しており、今回強い数字が示されればユーロの一段高もあり得る。ただ、本日は注目材料が少なく、週央には日米の金融政策会議(会議後に政策金利発表)、金曜日には米GDPと重要イベントが控えていることから大きく動くことはないだろう。